Ryoの雑談

外国人が日本で働きたい時代はもうすぐ終わる

外国人が働いていることが今や当たり前となっている日本。都会の街中では見ないことはないんじゃないかってくらい溢れています。最近では実習生や留学生などの犯罪のニュースも多くなり、改めて外国人の多さを感じている方もいるのではないでしょうか。そこで、

日本ってみんな住みたいくらい人気なんだ!

って思った方いませんか。確かに日本は外国人にとって魅力的で、海外に行けば日本文化は大人気です。でも、『外国人が住みたい・働きたい国』で世界ワースト6位だって知ってましたか。

今回は外国人が溢れている世の中と、ワースト6位の評価の矛盾点についてご紹介していきます!

日本が好きで働きたい人は少数派

まずですが、実際には日本で働きたいって人は多いと思います。筆者も海外色んな国に行ったり、留学生と話している中で日本に行きたい・住みたいって人には世界で多く出会います。それはやはり世界3位の先進国であり、治安がよく、日本文化が世界的に人気であるからです。特にアニメ漫画の世界観から行きたいって思う人が多い気がします。マンガの力、、凄まじい、、、

実際、日本は生活環境でいうと世界最高クラスで充実していると思います。交通網は全国的に整備され、食の安全など衛生面も完璧で、コンビニなど24時間体制でサービスがある。そんな国は世界中探しても中々ありません。海外に出ると改めて日本の全てが行き届いた感じや技術の高さに感動します。

でも日本で働いている外国人の大半は、出稼ぎ目的で来ています。お金のためです。ベトナムなどの途上国からすると、1ヶ月で現地の数ヶ月〜1年分の給与を稼げるくらい魅力的な国なんです。日本にいる外国人労働者の4分1にもあたる40万人の実習生が主にそうです。また語学学校に通う留学生にも、そういった目的の方が多いです。日本にいる外国人労働者約170万人のうち、半数近い80万人が出稼ぎ目的で来ているという計算になります。

あくまでデータ上のお話です。もちろん留学生や実習生の方々に、日本が大好きで日本で働くことを選んでくれている方も多くいます!)

なぜ日本で働きたい人は減っていくのか

ここからは何故将来日本で働きたい外国人は減っていく、と考えられるのかの話をしていきます。まずワースト6位の理由は、『給与の低さ』『社会の馴染みにくさ』などが挙げられます。客観的にみても、いくら便利であっても英語対応等少なく外国人には住みにくそうだなと感じます。

しかし1番の理由は単純に、自分の国で十分に稼げるようになるからです。実際最近まで最多であった中国人実習生は、経済発展に合わせて減少してきています。

日本で一番労働者が多いベトナムの例で話しますと、経済成長に合わせるように、すでに日本離れが始まってきています。自国で働いて日本で働くより稼げるようになれば、日本に出稼ぎに行く必要がなくなるのが必然です。

特に顕著なのがIT業界です。実際ベトナム国内で一番平均給与高いIT業界では、数年働けば日本で働くと同じかそれ以上に稼げる人が出始めてきています。仮に日本で手取り18万円だとして、貯金できるのはだいたい2万円程度でしょう。しかし現在、ベトナムで3年ほど経験のあるITエンジニアであれば、最低でも手取り10万円ほどです。ベトナム現地の生活費は安く、5,6万円で済んでしまうのすでに全然日本よりも稼げます。

ベトナムの経済成長率は経済成長率は7~9%なので、給与の上昇率も早く近い将来日本に行く人は減り始める可能性があります。また日本の給与も世界的に低いので、他の国に労働者を奪われていく可能性も十分にあります。

またこれはベトナムに限らずの話で、アジアなど途上国すべての国で言えます。某大手企業らがメイン工場を、日本から中国、中国からタイと人件費が安い国へ移して行く姿と似ていますね。

まとめ

今回は給与の面から、外国人労働者の減少についてお話ししました。でも実際はさらに国同士の関係や状況など様々な問題が絡みついてきます。最近の実習生関連の報道で報じられていたように劣悪な労働環境から、実際日本のイメージが悪くなっている部分もあると思います。世界から奴隷労働と批判されていますね。

2019年から労働者不足改善のために、新しく特定技能というビザを作りましたが、実際増えていないというのが現状です。個人的には政府がもう少し移民について真剣に考えなければ、社会は変わらないと思います。労働者不足による衰退を避けるため、今後も日本が選ばれる国になれるよう、全ての人が共存できる住みやすい社会を将来のため作っていきたいですね。

また関連した外国人関係のリアルな現状をシェアしていければと思います。

ではまた!

-Ryoの雑談

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