はい、どーもRyoです。
本投稿では、就活中の学生さん向けに新卒1年目で海外で働くメリットとデメリットを紹介します!学生さんに限らず、海外で働きたい人にも役に立つ情報ございますので、ぜひご覧ください!
ちなみに海外で働く仕事を探したい方は、こちらの記事紹介にてしておりますので合わせてご覧下さい!
海外勤務!
それだけでカッコよく見えますし、英語や中国語など外国語を使って働ける環境は非常に魅力的です。筆者の私も大学では言語系を専攻しており、言語力も活かしながら働ける企業を探し現在に至っております。(ベトナム勤務3年目)
しかし、カッコよく見えても実際にどうなの?、将来大丈夫なの?って思う学生さんも多いと思います。
そこで実際に働いてみて、また海外で人材紹介をしている観点から海外勤務のリアルをご紹介します!!
目次
海外勤務のメリット
1. 海外勤務は貴重な体験ばかり!
まず初めに、海外で働くチャンスというのは非常に貴重です!求人数だけ見ても、日本の求人よりも海外の求人の方が圧倒的に少なく数字的にも明らかです。生活環境も違い、職場環境も違う。身の回りに外国人が溢れている。一般的な企業に就職した他の人たちとは、経験する内容が明らかに異なるでしょう。外国語を使って、外国人の人たちを相手にビジネス、商談をする。これだけでも魅力的な人は多いです。
ただそれだけでなく、若くして海外で働くことは貴重な経験ばかりなのです!個人的に良かったなと思うのは、日本で1年目からでは接する機会のないような各企業さんの社長や役員などトップクラスの方々とお話する機会非常に多いです!!
基本的に海外拠点で働く日本人の方々は、日本で営業バリバリやってトップクラスだった方や、企業の役員・本部長レベルの役職だった方、現地で会社を立ち上げ経営している社長などハイクラスな方々が多いです。また自分が営業や現地担当の職をしていると、出張にきた顧客企業の社長を接待するなんてことも多数あります。
イメージとしては、新卒一年目のペーペーが一流上場企業の社長と一緒にご飯を食べている。
そんな感じです。非常に恐れ多いですが、こんな機会滅多にないです!!会社経営の話や、そんな方々の経験談は非常に面白く、将来自分のためになるような話がたくさん聞くことができます!
これらを含めて、海外勤務には貴重な経験が溢れているのです!!
2. 裁量権が大きい
海外の拠点で働いていると裁量権が大きいことが多いです。簡単にいうと、任せてもらえる仕事が多く、大きいのです!!
何故かというと、そもそも拠点に働いている日本人が少ないからです。現地の社長と2人だけということもあれば、1人だけという企業も多いです。(流石に新卒1人ということは少ないですが、、、)そのため、プロジェクト1つをいきなり任されるなんてことが多かったり、ローカルスタッフのマネジメントの業務が入ってきたりなど頻繁に起こります。
また拠点に人数が少ないということは、拠点の数字(売上や人件費など)にも関わることが増え、一般的な新卒が関わらないようなことが多く発生します。こんなことを聞くと大変そう・難しそうと思う方も多いかもしれませんが、こういったことに関わっていけば将来役に立つことは間違いなしです。将来起業したい、拠点のマネジメントをしたいと考えている人にとって、このような会計知識は必須になるからです!
また会社によっては、どんどん会社が大きくなっていく姿が目に見え非常にやりがいも感じられますよ!!
3. その後のキャリアについて
その後のキャリアについてですが、海外勤務の経験が有利に働くことは多いです。実際に商談・ビジネスに使っていた英語力また異文化の中での適応能力なども高く評価されることがあり、帰国後海外人事として働くなどしている方もいます。何かしら外国人や海外事業に関連した職に就く方が多い印象です。
またそれだけではなく、過酷な環境で戦ってきたメンタル面も評価されることもあります。どうしても海外でのお仕事になると、マニュアルなど日本ほど職場環境が整っていないことが多いです。またその国ごとの文化や法律など外的要因にも、強く影響受けることがあります。そのため自分で考えて動く力や課題解決能力も備わっていくのです。
ただもちろん、これらは誰もが必ず受ける評価ではありません!あなたが海外でどんな仕事をして、会社に対してどんな実績を残したのか、どんなスキルを身につけたのかが大事になります。海外という環境は、厳しいながらチャンスも溢れていますので挑戦する価値は大有りです!!
また、人によっては海外で出会った人にそのまま誘われて引き抜きみたいなこともあるので、将来に関わる良い出会いもあるかもしれません。。。
海外勤務のデメリット
1. 教育環境
新卒、若くして海外で働くデメリットとしては、教育環境が整っていないことが一番大変です。
もし日本で就職していれば、先輩社員もたくさんいて、研修も整っていて、学ぶ環境は整っています。最低限のビジネスマナーやノウハウなどを教えてもらえる環境は、意外と貴重で大切だったりします。ちゃんと社会を経験してきた年配の方々に教育してもらうことは、どの会社に行っても役立つことであり、社会人としての基礎になり得るからです。
しかし海外に出るとそうも上手くいきません。なぜなら、そもそも日本人が会社にいないから!
教育してくれる先輩は少なく、また研修マニュアルなども整っていないことが多いです。そのため基本的な常識を知らず恥をかいてしまう、なんてこともあり得ます。だからこそ海外では自分で考えて動き、自分で最低限のことを学び、吸収していく力が普通よりも強く求められます。
2. 過酷な環境
過酷な環境、こちらは海外ならではな問題です。
まず海外で働く、ということはあなたはその国の人にとって外国人になるということです。当たり前やん、と思うかもしれませんが、これが意外と大変なんです。この仕事はやってくれて当たり前、朝遅刻しないのは当たり前。外国人と働く上で、そんな日本の常識は通じません!!要するに郷に入れば郷に従え、なんです。
文化の違いがあるから仕方ないとも言えますが、仕事であるためそんなことは通用しません。いかに彼らと向き合い、日本の仕事クオリティを維持するかが求められるのです。外国人スタッフと仲良くなる異文化コミュニケーション力とともに、一緒に仕事して成果を上げていく課題解決能力も高く求められます。最初は上手くいかないでしょうが、忍耐強くやっていきましょう。(もちろん、配属される国によって差があります。)
また、生活面も過酷になり得ます。
私は外国語が上手だから大丈夫!!
なんて方もいるかもしれませんが、そんな方でも生活全部が外国語となると、意外としんどいです。法律や税金関係なども会社がサポートしてくれる場合が多いですが、全部日本語で、とまでとはいかないので難しい問題が発生することもあります。その上、ローカルの食事が合わない、衛生環境が悪すぎるなんていう追い打ちまでくれば、ストレスはなかなかなものでしょう。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
海外で働くということは多くの人の憧れになる一方で、なかなか過酷な面も持っています。とは言え、海外で働きたい人にとってこれぐらいのデメリットは許容範囲内なんて方も多いのではないでしょうか?
実際筆者も海外で苦戦することも多かったですが、来てよかったと思う場面の方が多いです。もしチャンスがあるのであれば、ぜひ挑戦していただきたいと思います。
またその他、質問等あれば気軽に問い合わせてくださいね!
ではまた!!